年金を年利8.4%で運用する?
あなたの受け取れる年金が年8.4%で運用できるとしたら、
しかも、通常の投資などのようなリスクが全く無いとしたら、
そんな方法があるんです。
年金「繰り下げ受給」がその方法です。
普通の会社員の人、厚生年金に加入している方が受け取れる年金は
40年加入で老齢基礎年金が約66.000円程度です。
これに、老齢厚生年金が加算されて、年金の総額になります。
1961年4月2日以降に生まれた方(現在45.6歳)の年金受給開始年齢は、65歳です。
これを、1年あるいは数年、受給開始を遅らせることを、年金の「繰り下げ受給」と言います。
例えば、10万円の年金受給が予定されている人が、1年その年金受給開始を遅らせた場合、
年金の受給額は約 8.400円増えることになります。
年8.4%で運用しているのと同じになるんです。
これからの時代、65歳で仕事が出来なくなる人は、そう多くなくなるでしょうから
この制度を覚えておかれたほうがいいと思います。
「私は、70歳まで仕事が出来て収入も期待できる」
「だから年金受給は、70歳からでいい」
と言う人がいれば、5年間年金受給を遅らせれば・・・・・・・・・
なんと、42.000円も年金額が増えてしまいます。
条件や方法を詳しく説明しますね!
◆1942年4月2日以降生まれの人◆
老齢基礎年金と、老齢厚生年金の両方が繰り下げ受給できます。
ですから、65歳以降の収入状況に応じて、
・基礎年金だけ繰り下げ受給して、厚生年金は生活費に当てる
・厚生年金だけ繰り下げ受給して、基礎年金は生活費に当てる
・両方とも繰り下げ受給して、受給額を増やす
など、いろいろな方法が考えられます。
実際には、この年齢の方は「月単位」で、繰り下げ受給ができます。
それでは、どの程度増額できるのか?先ほど8.4%と書きましたが、増額率の計算は、
「0.7% × 繰り下げた月数」になります。
例えば、10万円の年金受給予定の人が、5年間繰り下げ受給した場合、
10万円 × 0.7% × 60ヶ月 = 42.000円
65歳で受給開始した場合10万円のはずだった年金が、70歳からの受給にすると14万2千円になります。
これ、率にすると、なんと42%の増加になるんです。
元本割れのリスクが全く無い、まさに安全な年金運用と言えるのではないでしょうか。
